私の大先輩である意味お師匠でもある、大阪のナンバーワン・トレーナー岡敏彦先生によれば
統計上、朝9時が運動中の事故による死亡率が一番高い時間帯となっているそうです。(アメリカの運動学を研究している大学での統計。アメリカはスポーツ先進国なので、大学での研究が物凄く盛ん。)
ということは、ニューヨーカーがジョギング中、もしくは朝ビルダーがウエイトトレーニング中などに死亡することが多いのでは?
やはり心臓への負担が原因と考えられているけど、朝活ということばが一時期流行り日本でも朝からガンガン行くスタイルの人が増えたことは確か。
それに水をさすようですが、やはり朝はおとなしめの体操、ストレッチ。そしてジョギングよりはウォーキングといったゆるいスタートがよろしいようです。
表題については、朝の体操の仕上げにどうかな?という意味を込めています。
私個人としては、朝はまず股関節の運動、膝の運動をやり(その合間に布団を畳んで押入れにしまう:笑)そして仕上げに筋膜ローラーの上に仰向けで乗り、ゆっくりと背中を伸ばしながら、痛む箇所の周辺をゴロゴロやって、また移動させ、というのを10分くらい(結構時間立つの早いです。)繰り返して仕上げます。
この仕上げは自分では押しづらい胸椎と腰椎の継ぎ目(胃の裏あたり)と腰椎下部(ウエストのくびれの下辺り)を押し出してくれるので、そば打ちされる粉の塊になったつもりで(笑)
是非やってみていただきたいのです。
そうしますと、腰回し運動やら骨盤体操やらをやっている方にはさらなる効果をもたらすでしょう。
骨盤だけととのってしまうと、その上にある腰椎がネジ曲がったままでバランスが悪くなり、慢性腰痛の方はぎっくり腰になりやすいケースも多々ありますから注意が必要です。
というわけで今日の骨子は「朝からハードな運動」よりも「朝はゆるやかな体操」をやってほしいということです。
それにプラスして筋膜ローラーで仕上げるのがベストですね。
ではまた。