治療中でも、長くうつ伏せにされていると、患者様が「腕がしびれてきました」と
おっしゃることがあります。
同じ姿勢をずっとしているとつらくなるのは当然です。
動物界の中でも、30分以上同じ姿勢でいるのは人間だけ?という恐ろしい現実があります。
さて、年齢とともに、腕や手先の痺れ感が出てくることがあります。
血流や血管由来であるものもあるでしょう。
しかし、まず姿勢を保持する筋肉の筋力が下がってきていることが実際の「加齢」の意味する所かと思います。
それに対しての予防法、健康維持法というものは、シンプルにあります。
まず、姿勢が悪くなってきていませんか?
背中が丸いとか、良く言われる巻き肩とか。
眠る時に思い切ってマクラをしないで寝てみてください。
慣れるまでは眠りずらいかもしれません。
ただしこれはあおむけの時だけです。
横を向いて眠りたいときは必ず頭が下がりすぎないように
ある程度の高さ・硬さのある枕を使用してください。
次に、エクササイズ的に。
壁にかかと⇒腰⇒背中⇒後頭部の順につけてみてください。
きっと息苦しいでしょう(笑)
これがキチンと苦も無くできれば、姿勢がかなりいいということになります。
できなくても、毎朝これを1、2分間だけやってみましょう。
それだけでも朝のスタートを良い姿勢を気にかけながら切ることができますから。
というわけで、今日は腕のしびれ対策についてちょっと書いてみました。
是非やってみてください。
ではまた。