毎日湿度が高く、雨が降りそうで降らない・・・といった天候が続いています。
こんなときは「古傷が痛む・・・」、「頭が痛い・・・」、「腰が重い・・・」というような
毎年恒例の辛さを味わっている方も多いかと思います。
お蔭で、6月が嫌い!ということにもなりかねません。
かくいう私も花粉症状態があるために「春が嫌い」になりました。
さて、つらいならば薬を飲めばいいじゃないか!という向きもあるでしょうが、
やはりなるべく薬は飲みたくないですね。
いつも飲んでいる薬がある方ならば、さらに飲む種類が増えることは絶対に避けたいはずです。
では、古傷を痛まなくすることは出来るのでしょうか?
答えは、100%ではないが、軽減は可能である、ということです。
気圧や湿度のアップダウンによって体が影響を受け、痛み・つらさが出るという部分があるのならば、
その部分は痛まない部分よりも「良くない状態」にあるわけですね。
そうすると、強い部分よりも弱い部分に(高温のものから低温のものへ熱が移るかのように、高いところから低いところへ物が落ちるように)負荷がかかってくるのです。
弱い部分、というのは「古傷」であったり、「ゆがみ」であったりします。
古傷(手術痕や昔ケガしたときの傷)は仕方ないとしても、体の歪み(筋肉のアンバランス、血管が硬い・脆いなどの様々な状態)は普段の努力次第である程度はなんとかなるのではないでしょうか。
月並みながら、ストレッチをして筋肉を柔らかくする、タバコをやめて血管を柔軟な状態にする・・・
こういう地味な努力というのは普段からやっていることで、梅雨の時期の体の痛み・つらさは何パーセントかは必ず回避できるものと考えます。
だからといって、頭が痛いときに急にガンガン運動する(笑)とか極端なことはしない方が良いでしょう。
やるのであれば、ゆっくりとしたストレッチから始めて、痛い部分・気になる部分を時間をかけてしっかり伸ばすというのが正解でしょう。
例えば、頭痛がひどくなる人がいます。
こういうタイプの人は、ただストレッチをやるだけではなく、食べ物にも気を遣ったほうが良いですね。
チーズ、ワイン、チョコレート、これらは頭痛を助長する因子として医学的にも「頭痛時には控えた方が良い食品」とされています。(私はこれを「フランス料理は避けよ」(笑)と言っています。)
あとはストレスを避けよ、とも言われますが、言われて出来るもんなら苦労しないよ、と思います。
ストレスがある程度存在するのは、ストレスゼロよりも却って良いものです。あまりにストレスが無さすぎると今度は体の緊張感がなくなってしまうからです。
とはいえ、悪いストレスの受けすぎも問題ですので、まずは自分なりの解消法をもつことです。
いつも私が言っている、シャワー派は辞めて湯舟派になってください、とか、散歩とか歩行、運動量をふやしてください、ということですね。
雨がドシャ降りになれば、自然と外へは行きたくなくなります。ですから、室内で出来るやり方を模索していただきたいと思います。
ではまた。