当院はパソコン、スマホ病の専門院です、と謳っていますが・・・
正直な所、ではパソコン、スマホを見なければ、目も姿勢もやられないんでしょ?
というわけにはいかないと思っています。
なぜならば、それだけ、パソコン・スマホ(、から・になっているところに注意)はもう我々の日常と
緊密な関係であり、不可欠だからです。
そういうわけで私は、パソコン・スマホを見なきゃいい、という姿勢は取っていません。
見なきゃいけないからこそ、手入れをしていこうじゃないか、という考え方です。
そうは言っても、なるべく見ないようにする工夫は当然ながら大切です。
英国の専門医によると、長時間の動画視聴に対し「PCやスマホから放射されるHEV成分(ブルーライト)は皮膚の真皮まで届き、肌の老化を早める」とのことです。
ブルーライトが皮膚の糖化ストレス(糖とタンパク質が結びつき、老化物質が生成される)を引き起こすからという理由ですが、もう至極真っ当ですね。
目を守る、視神経を守る、姿勢を守る・・・これだけでもかなり大変なことですが、今回は更に皮膚の老化つまりは「シワ」の増加とも戦っていかなくてはならないということですね。
この先は考え方の問題だと思うのですが、仕事をする時間、気分転換をする時間というものが、パソコン・スマホ寄りになってきている現状を考えるに、体を戻す時間(目のトレーニング、体のストレッチなど・・・)というものも
まるで呼吸をするように、水を飲むように、トイレに立つように、日常の一部分として取り入れ、意識していくことが必要です。
時間がない・・・そうですね、よくわかります。でも最後には自分しか自分を守ってあげることは出来ません。
だから、一日一回、どこかで(できれば朝が良いです。一日のスタートを良い状態で始められるからです。)体を動かしたり、目のトレーニングをしたり、肌にクリームを塗りこんだり、という時間を必ず取るようにしましょう!
私が言えることはこれくらいです。あとは個人個人の努力次第ということになりますから。
体の状態は良くなる時も、悪くなる時も、すぐには結果が出ないものです。
結果を急がず、コツコツとつみあげる(できるならばよい積み重ねの方を)ことも健康維持にとっては大切なのです。
というわけでまた。