朝起きると腰が痛い。
でもしばらくすると消える・・・
これをテーマに書いていますが、
要するに、寝ている間に腰がズレる、ということになりますね。
これは異論をはさむ余地がない。
起きてから時間が経つにつれて腰の痛みが軽減される・・・
なので眠るのが怖い、ということになりかねません。(まあ、こういうケースの話だと思ってください。)
まっすぐ上向きに寝ているのに、朝起きると腰が捻じれたような感じがする・・・
というのであれば、それはもしかして、枕を取っ払ってみると改善するかもしれません。
腰の歪みを治すのではなく、吸収してしまうから腰の痛みが消えるということもあります。では、その吸収をどこがやるのかと言いますと、それは背骨の背中の方(胸椎あたり)でやることになります。
背中をゆがめることによって、ゆがみが小さくなった腰椎は痛みが和らぎます。でもその代わりになぜかヘッピリ腰になってしまうということにお気づきかもしれません。
治っているのではなく、吸収してごまかしてしまうのです。そういう機能が脳の働きにあります。だからこそ人間は毎日元気に暮らしていけるともいえます。
ですが、その吸収による誤魔化しが利かなくなる程度まで達してしまうと、もう痛みに耐えかねて病院?へ行くことになるのでしょう。
話はちょっと横へ逸れましたが、背中の歪みを許すのは、首の前傾ですね。
枕を高くして眠る、とはよく言いますが、最初の内は気持ち良いんです。しかし、寝入ってしまってから数時間経つと、肩が張ってきます。
当然肩こりになっている人は胸椎が捻じれていますから、それではもう腰椎の捻じれを吸収する余地がなくなってきます。
ということは、結局は胸椎も良くしていかないと、腰の痛みは(総合的には)改善してゆかない、という結論になります。
だからといって枕をずっとしないでいるのも長い時間ですと苦痛に感じる方もいるわけですから、一概に「身体に良い」からと言って、同じ姿勢でいることばかりをするのも実は良くないのです。
じゃあ、どうすれば良いの?などと言わずに(笑)とにかく、まずは試してみてください。
そして、自分に合う枕の敷き方、その使用時間などを感じ取って、丁寧に調整して行って欲しいのです。
なんせご自分のお体です。「そんなの面倒くせえ!」(笑)とか言うのはやめましょう。
面倒くせえ、という言葉自体がもう心の貧しい人が使う言葉ですから、ここからやめましょう。
というわけで真面目に書いてみましたよ。ではまた。