お正月でヒマ?
なんて言ってないで、せっかくですから自分を見つめなおしましょう。
そんな難しく考えないで(笑)
なんせ、人間というものは「他人に厳しく、自分に優しい」生き物ですから・・・(えっ!そんなことないって?)
でも、自分にも優しくないと、まず人には優しくできないでしょう。
ですから、まずは自分に優しくすることから始めよう!と言っているわけです。
私事ですが、患者様のことは診ているのに、自分は右肩が上がらないとか、起きてすぐは腰が痛くてどうにもならないとか・・・そういうことは多々あります。
そんな状態でも、朝の体操をこなすことでなんとか出勤までには体を動かせるようにしています。
年齢を重ねるというのはまあ、そういうことも含まれるんですね。
自分を大事にする、ということを具体的に言うと、(これまた私事ですが)患者様が腰が痛ければシップを貼ってあげたり、足首が痛いと言えばテーピングをしてあげるのに、それと同じようなことを自分にもやってあげないといけませんね。
そう、今まで本当に自分にシップやテーピングをすることってほとんどなかったですから。
高校自体の先輩も(元オリンピック代表の意地があるせいか?)腰痛のときに「シップ貼ります?」って聞いたらものすごく機嫌が悪そうに「いらないよ!」と言われてしまったのを覚えています。
鍛え上げた男子たるもの、シップなど言語道断(笑)ということでしょうかね?
でも、だからこそあえて自分にシップやテーピングをしてあげたら良いのです。
これにはメリットもあります。
シップを貼ると腰痛が引くのに時間が短縮できるのか?ということを知ることが出来るかもしれませんし、
テーピングを高いテープと安いテープでやるのとどう違うのか?などを知ることも出来ます。(実際に高いテープは糊残りがすくなくて剥がしたあとがべとつかないのです。)
また、最近では体操をしたり、軽めの筋力トレーニングを取り入れたりしていますから、どんな動きをすると痛みが軽減するのか?とか、体が楽になるのか?とかそういったことを今更ながらに感じ取ることが出来、患者様にそこから得た知識をお伝えすることもできるように思います。
医者がただ「この薬飲んどいて」とか「このシップ貼っといて」としか言わずに薬を処方してくるよりも、
「これ僕も飲んでるんだけど、ちょっと苦いけど良く効くよ!」とか「このシップ結構気持ち良いし、かぶれにくくて良いよ。」なんて言ってくれようものならば、患者様たちはどれほど喜んで薬や湿布を使うでしょうか?
この「たった一言」の違いは、「自分でまずやってみて試してみてから」という経験則から来るわけですから、深い事この上ないのです。
言い方を変えれば、示しがつかないことをしない、要は示しがつくように行動するということですね。
本題の「自分を大切にする」ということからは少しはずれてしまいましたが、それでも自分を見つめなおすことが自分にも他人にも良い結果をもたらすのではないかと思います。
というわけで、今年のテーマは「自分を大切にする」ですね(笑)
ではまた。