腰痛の対策として有効な体の緩め方でかなり有力なのが「アキレス腱伸ばし」です。
なんだ、そんなのやってるよ、ホイホイ・・・みたいな反応が返ってきそうです。
それでもって正しいやり方を教えようものなら「るせえんだよ!んなんやってるよ!」とか言う人はもうこの先読まんで結構ですから(笑)
だいたいそういう言い方をするやつに限って絶対に非効率な運動をしているのは間違いないんで。
はい、ネガティブな話はさっさと切り捨てて次。
そもそも、運動部とか出身者さんであっても、ソッレ1・2の3!みたいな感じでアキレス腱伸ばしをやってしまっているもんです(?)。
でも、筋肉というのは反射をする機能が備わっておりますから、いきなり急に力強く動かしすぎると、却って硬くなってしまい、思った通りに動いてくれないものなのです。
1.まずどちらかの足を後ろに下げて立つ。
2.次にゆっくりとアキレス腱を楽に伸びるところまで(ココだよココ!)伸ばして止める。
3.反対の前に置いてある足は膝を曲げずに(コレもだよコレも!)軽く伸ばす。
4.そしてここが最大の肝、腰(ウエスト)を前に突き出す。人によっては腰を入れるとも言う。
そうするとかなり色々な部位に効いてくるのが感じられると思います。
そういうのをゆったり・しっかりと体で感じながら伸ばして行きましょう。
6.呼吸を止めず、大きく・ゆっくりと吸ったり吐いたりしましょう。
(ここでは呼吸法についてまでは書きません。呼吸法はまた別の機会に。)
何分、何セットとかそういうのは本来ありません。これを左右交互に適量(各自)やってください。
右足のアキレス腱の方が凝り固まっていれば、30分(!)やってもいいし、逆に左足に不快感があれば左足だけ10分追加してやるのも結構です。
これをウォーキングやジョギングを始める前に必ずやって欲しいのです。
足首から膝、股関節に至るまで正しい形状・動き方を朝一で思い出して脳にインプットしてから歩行・ジョグをすれば怪我の心配が一つ減るわけですね。
もちろん歩行・ジョグなんかしねえよ(笑)という方にも是非やっていただきたいのです。
だってこんなの基本の基の字でしかないんだからねえ・・・こんなのやるのさえ面倒くさいんならもう息をするのもやめなさいって感じですから(言い過ぎ?)。
というわけでまた。