腰痛の人は大体、腰椎(L3~L5)までのねじれがあります。
なので、ローラーではやはりその辺りを狙うと、アーチが作られてねじれがもとに戻るのか?と考えましたが、
実際にあおむけでローラーをやっていますと、「コトッ」と音がして骨が戻った感覚があるのは、
むしろ骨盤の仙腸関節の辺り(前回のブログでも書いた、キャンディーの包み紙でいうところのねじってある部分)か、もしくはそこよりも心持ち下(これは、お尻の穴より5cm上くらいか?)の辺ではないかと感じています。
その辺りでローラーをしばらく回さずに静止したまま両腕と両足を間隔を狭めながら伸びをグーッとやる感じでいますと(私の場合は)コトッ!と音がして何個か骨が元の良いポジションに戻るということがあります。
なので、ただ闇雲にローラーをやるだけ(それでも効果はあるでしょうが・・・)ではなく、その人その人に合うポジションというのが、やっているうちに必ず出てくるはずなので、そういうことも楽しみながらローラーを続けて行かれるのもまた一興かと(笑)思っています。
このポジションにうまくローラーが当たったからと言って、必ずコトッとうまく骨が毎回はまる感じがするわけでもなく、そうかと言うと、歩行中キレイな歩き方をしているときに急にコトッとはまることもあります。
(あくまでも私個人の体験ですが・・・)
まあ、このコトッと音がするというのも、毎度毎度骨がずれているのが入るわけですから、平たく言えば毎度毎度ズレているわけですね。
そもそもこのズレているということが起こっていること自体がかなり問題なわけでして、理想はズレずらいような筋肉バランスを保てている体を作ることなんですね。
でもまあ、そういうことって一朝一夕に実現できるわけじゃないですし、そもそも二十歳すぎれば(18歳ともいわれている)日々老化して衰えていくわけですから、かなりマメに自分の体と向き合っていかないといけないわけなのです。
面倒くさいって?
そうですね、確かに。でも、優秀な大工(職人)は道具の手入れに仕事の時間の半分を使うといわれていますから、それをご自分の体のことに置き換えたら良いのではないでしょうか?
自分の体の手入れをしっかりとやっている人というのは、いざ仕事や日常生活という舞台に立った時にすぐに動けるわけですから、これはとても重要なことなんじゃないですかね。
というわけで、今日はこのへんで。