のです。
だから、毎日運動しているのになかなか丈夫にならない、日々ストレッチをしているのになかなか怪我が良くならない・・・
などというケースがあるのは、日々進化した分を衰えた分が侵食してどっこいどっこいにされているのです。
きみまろさんの漫談ではないですが、「奥さん、大丈夫です。あなたは順調に歳をとってます!」と医者が言うくだりは、まんざら間違ってもいないのですね。
ですから、ちょっと前にも書きましたが、筋トレは良くない、ストレッチなどのゆるやかな運動が良い、という事は決してないのです。
どういうことかといいますと、体は硬くなっていたり、緩み過ぎていたりする部分がアンバランスに存在した結合体であるわけで、ストレッチならばストレッチばかりとか、筋トレなら筋トレばかりとかいう偏った運動の仕方をしてしまうとうまく回らない構造体なのですね。
なので、硬くなった部分はストレッチをして、緩んでしまった部分は筋トレをしてやるというのが正解です。
とはいえ、なんだか最初の部分と論旨がずれてきているように思いますので、軌道修正しますと、結局は運動をがんばるしかないのか?という点に行きつくのですが、そうなったときに、いままでの筋トレを増やしたり、ストレッチを増やしたりということをするのではなく、筋トレが多すぎた人はストレッチを増やし、ストレッチばかりだった人は筋トレも増やしていくということが重要なのではないかと思います。
ただ単に運動量を増やすことで解決するということではなく、やはりバランスよく体を使っていくことを覚えるべきなのです。
つまるところ、効果がないのであれば、今までと同じことを量を増やすという体育系型思考ではなく、ここは一つ柔軟に対応して今までと違うパターンを試してみて欲しいところなのです。
この、新しいパターンに挑戦する、という視点があなたを若返らせ、体力を向上させることになるかもしれません。
とにかくチャレンジ!チャレンジあるのみですよ。
というわけでまた。