暑いですね。
暑すぎますね。
ふざけるな!と言いたくなるくらい暑くてもう何もしたくない、
いやさ出来ないくらいヤバイですね。
横浜は暑いですが、大阪はもっと湿度が高い感じです。
それにしても時代によって健康法というやつは変わるものですね。
昔は鮭の皮を食べると癌に効く、なんて迷信(いまや都市伝説)がありました。
ところが、その次には鮭の皮が焦げたものを食べると癌になる、と言われました。
現在色々その辺りに詳しい方々に聞いて回ったのですが、焦げた皮のドラム缶3本(笑)くらい
食べたら癌になる可能性が高くなる(あくまでも高くなる)らしいです。
梅干しや玄米をわざと炊き上げて、焦がしてそれを食べると体に良い、それこそ「癌に効く」というものも
現在あるようです。私も焦がした玄米を作って(ものすごい煙)毎日そのオコゲをごはんにふりかけ代わりにかけて食べていました。
さて、健康法というものが時代によって変わる理由には、上記の例のように研究が進んでデータが出たから変わったというものもありますが、
今私が言いたいのは、時代によって気候が変動したということです。
私が子供だった頃は、夏に30度を超えるとニュースになったものです。
「えー、各地では32度を超える猛暑の一日となりました。」などとアナウンサーが述べ、バックには噴水にオムツ姿でよじ登る幼児数名の動画が流れる・・・みたいな展開があったのですね。
ところが現在では40度越えるなんてこともしばしばであり、昔は日射病だったのが今では熱中症ですからね。
バージョンアップ?ですよ、これは。
さて、今の子どもたちにとっては私のころよりも10度アップした世の中が普通です。
そうなると、グラウンド60周してこい!などと体育の先生が言おうものなら完全な体罰、犯罪です。
それに「水を飲むな!」という運動部の活動中の指導はいまやまったく逆で「水を飲め!」という方向にチェンジしています。
当然と言えば当然ですし、それをしないと本当に死んでしまいますからね。
なんでも気合で乗り切る、とか根性などと言っていては子供たちの死体の山になっちゃいますよ。
さらに、漢方や薬膳の世界では「キュウリやトマトを沢山食べると体が冷えて子供が埋めない」的な発想があるとはいえ、
あまりに暑すぎるこの世の中で、旬のものであるキュウリやトマトを食べないのはおかしいことなのです。
冬にカボチャやリンゴを食べて体を温めるのも良いことですが、夏はキュウリやトマトを食べて体温を下げるのも大切です。
要は昔よりも体を冷やすことの重要性が高まってきたのです。そこは素直に認めて、ただやみくもに「身体を冷やすといけない」だけではなく、うまく調整してゆかなくてはなりません。
更に更に、論旨がずれますが、治療の後にお酒の飲んだり、美味しい物を食べたりしないこと?とかもうそういう厳しいことはやめてですね(笑)、本当に好きなものなんかをどんどん食べてもらったらよいのですよ。
気分よく、気持ちよく生きていきましょう。病気になってしまったら、早めに(大事です)早めに(二回めです)反省して治療しましょう。
ガマンして、ガマンしすぎちゃ、それはそれでいけないんです。難しい時代の、生き方が難しい世界になりましたね。
それでも我々は生きていかなくてはならないのです。だって死にたくないでしょ?自殺とかはあまりにも安易な選択ですし、周りを悲しませるのだから、やっぱり駄目な選択肢なんですよ。
生きてる方がマシですし、これから先もっと医療も科学も発達して、素晴らしい事も必ず起こります。
なので、マイナス面ばかり目立つ最近ですが、プラス面もお忘れなく!
ではまた。