昔むかし、ある国に、ひとりの男がいました。
男は、何でも溶かしてしまうという不思議な液体を持っており、これを王様に献上したいと
城にやってきました。
王様はその男と謁見して話を聞きました。
男:「王様、この液体を王様に差し上げます。」
王様:「ほほう、その液体は一体なんなのかね?」
男:「はい、この液体は何でも溶かしてしまう不思議な液体なのです。」
というと、男はその液体が入っている瓶を取り出して王様の目の前に差し出しました。
するとどうでしょう!
賢い王様はすぐにこの男の嘘を見破り、城の外へ放り出すよう家来たちに命じました。
側近の者が恐る恐る王様に訪ねました。「一体どうなさったのです?」
王様:「馬鹿者!何でも溶かす液体なのに、なんであの瓶は溶けないのだ?お前の目は節穴か!」
側近:「ひえええええ・・・」 以上。
というわけで、もうおわかりですね?(何がだよ:笑)
絶対に効果のある育毛・増毛剤。
そんなにすごいのならば、なぜ毎日「手のひらに少量とって、髪に馴染ませる」のか?
そんなことしたら、手のひらや指に毛がガンガンに生えてきちゃうじゃないか(笑)!
と思ったあなたは偉い。
色々と言い訳もあるでしょう。
確かに、まだ薄毛程度で少しは毛が残っている人にとっては「コシが強くなった!」とかそういう事例は恐らくありそうですよね。
でも、完全に剥げちゃってる地肌のところから毛を生やすということはかなり難しいはずです。
だからメーカー各社さんたちは、みんながみんなハゲを脱出したというような文章の書きっぷりはいけません。
文章の一番下に小~~~さく(笑)「効能には個人差があります。」などと見えないくらいに書くのもイケマセン!
ケシカラン!由々しき事態であります。
というわけで、抜け毛予防ならまだしも、本当に剥げたところを復活させたいのであるならば、専門の植毛をする病院があります。
なくなった部分にマジックで「キューッと(笑)」線を引いて、一回に何株という感じでピンセッットで植え込んでいくそうです。
頭の横や後ろは割とホルモンバランスの影響で元気に生えるそうです。そこから前やてっぺん、後ろへ生きた毛根の株を移植するわけです。もちろん医師免許を持ったお医者さんがやるので全く心配はありません。(保険は効かないですが。)
芸能人の方でもやっているそうで、施術後しばらくは頭皮が赤くなるので、帽子をかぶっておくようです。夏なのにニット帽かぶっていたりするのも暑そうですけどねえ、仕方ありません。
年齢にふさわしくないほどにフサフサにしてしまうのも違和感があるので、そこは年相応の生え方に調整してくれるそうです。
って、なんでそんなに詳しいのかって?そりゃあ行きつけの床屋のオヤジさんとお姉さんが詳しく説明してくれたんですからね(笑)
でも最後に気を使ってくれたのか?「アナタにはまだ早いですけどね。」と言われました(笑)
どうもありがとうございます。
お小遣いをたっぷりと貯めてから、そしていつの日かもっと植毛技術が発達普及して費用が安くなったら、行ってみたいもんです。
以上今日はここまで。