さんざん運動しろ!運動は良い!と言っておきながら、それはそれで注意点というものがございます。
以前にも書きましたが、大事なことは何度書いても良いのでやはり書きます。
アメリカでは運動学の研究が進んでいて、日本の20年~30年先を行くと言われるほどです。
だから、現代では、イスに5分座っているのならタバコ一本吸ったほうがマシ、などと言われることもあります。
それくらい、座りっぱなしというのは体に悪いということなんでしょう。
さて、本題ですが、運動をする時間を確保するのならばやはり朝が容易いのでは?
という風に書きました。
なぜなら一日をスタートするにあたって、例えばストレッチや体操をするのであれば、朝一番に良い姿勢を体が覚えてから一日を送れるようになるわけですから、そういう意味でも朝の軽い運動は非常に効果的なんですね。
でもその「軽い」というところが大事なんです。
アメリカの某大学の研究では、運動中の死亡事故の発生時間というのを調査して統計を取った結果、なんと朝9時前後の運動中に亡くなる方が最も多いそうです。
これは朝の運動によるものとなりますから、注意が必要です。
要は、朝からの激しい筋トレ、ダッシュ(場合によってはマラソン、ジョギング)の結果、死因としては心不全(これまた現代では使われない曖昧な言葉:笑)が一番多いようです。
ですので、朝から運動は良いよ~良いよ~とばかり言っていてはいけないので、かといってやらないよりはやったほうが良いから、要はその運動の内容によるということですね。
朝からヨガやらピラティスやって死亡・・・というケースだって無くはないでしょうが、
おそらくそれは運動することが原因ではなくて、他の要因にもよるものになるでしょうから、
本当に稀なケースと言えるでしょう。
朝からは激しいトレーニング系の運動は避けて、ゆるく、ゆる~く、それでも毎日コツコツと地味目な運動を中心にやっていただきたいと思います。
ではまた。