というデビッド・リンチの作品をDVDで買いました。
本当に久々にツタヤ(ブック・オフ)に行ったら、本来買いたかった本が無かったのですが、
ついで買い(笑)のつもりで覗いたDVDコーナーにあるじゃないかお宝の山!(私にとってな。)
最近アマゾンプライムで観たい映画が全然無くなってきました。どういうわけか、やはり無料でも
視聴率の良い作品には急に「現在このコンテンツはご利用できません。」などという訳の分からない説明が
付いていて、観たい作品に限って(以前は観れたのに)全然観れない。代わりにもうすでに観ちゃったやつとか
正直どうでも良い作品などは無料であるのだけれども、ちっとも食指が動かない。
私はヒマだから何かをするということがあまり好きではないのです。
ヒマつぶし、とか時間が余ったから、というふうに考えること自体がなんだか人生無駄遣いしているようで嫌なん
です。
だから、映画を観るのは真夜中に時間をわざわざ作って、静寂の中でひとりヘッドホンでひっそりと楽しむ、とい
うスタイル好きです。そのために昼間しっかり働いて動いているわけですからね。映画館でもない限り、昼間に映
画を観てしまうのはなんだかタイミングが違うようなきがしています。
しかも作品も夜の徘徊(痴呆のとは違いますよ。)・放浪のシーンが多いようなのが好みです。
ところが、グーグル検索で「夜・放浪・俳諧・映画」などと検索してもロクなのが出て来やしませんね。
まったくもってつまらんこってす。
仕方ないから、やっぱりハナっから自分の好みでやっていきます。
監督はタランティーノ、デビッド・リンチ その辺りか? タルコフスキーは夜じゃないけど、無機的でいいです
ね。
となると本当にお金になるからか、無料放映はいい奴がありません。
というわけで、その辺のジャンルのやつはブック・オフなんぞで探して、もう買ってしまうのが良いと思っていま
す。
今風に考えたら、デジタルコンテンツとして仮想空間上に取り置いていたほうが部屋が狭くならないだろうし、管
理が楽だというのは重々承知です。
ですが、どっこい私はベタな昭和人(笑)。 やっぱりモノがあるほうが落ち着いちまう貧乏人なんですよ。
それに急に配信会社の都合により・・・とか本当に彼らの都合でしかない事情で急に見られなくなっちゃったりす
ることは普通にありますから。
ですから、そういう意味も含めて、何度も観たくなってしまう作品ならばDVDでキープしておくこと一択でしょう
ね!(ぶっちゃけDVDでも価値のある作品はオンラインでは観られないものも多数あり、ソフトの値段が上がって
いるものもかなりあるようです。)
しかし、ちょっとだけ、ちょっとこれだけはDVDで持っておきたいんでね・・・とやり続けていると、あれよあれ
よという間にかなりの量になってきますね(笑)。
でも、そこはまあ昔のレコードマニアさんたちの「ジャケ買い」して壁に飾る的なノリで、ジャケットがカッコ良
い作品ばかり選ぶのもまた一興かもです(笑)。
ん?中身が良いのにジャケットがダメなのはどうするのか?って、そりゃ~
まあ、中にはそういうのもあるでしょうね。でも、えてしてカッコイイ作品のジャケはやっぱりカッコいい!
と信じたくなりませんか?(制作側もジャケ写真で売れ行きが変わることは熟知しているはずですからね。)
あ、あの〇〇バスターとかそういう「1500円シリーズ」とかそういうのはジャケ内にデザインを入れてしまわない
で、帯だけとかにしてもらって取り外せると良いんですが(笑)だって本当にカッコ悪いんだもの。
アレ見ちゃうと折角の良作も、何十億かけて撮った大作も、シブイ役者さんの価値も「1500円ポッキリ」になって
しまいますからね。
昔何かの本に書いてあった「ドルフ・ラングレン主演!ハリウッド発→テレビ東京行き」というキャッチ・フレー
ズを見て思わず吹いてしまいました。(いや、個人的にドルフ・ラングレン好きですが。)なんかそれに似ていま
すね。
いつも通り全く本題に触れておりませんでした。
マルホランド・ドライブはハッキリ言って万人向けではありません。
それはジャケ裏にも書いてある通り「リンチの最高傑作」だからです。
デビッド・リンチ監督の作品は訳が分かりません。そして眠くなります。そういう人が作る最高傑作というものが
どういうものか?考えただけでも一般向けではありませんね。
それでも、好きな人にとっては何度でも観たくなるような不思議な魅力が満載なのです。まるで夢を見ているよう
な、おかしな気分が味わえます。それが良い夢か、悪夢かは別としてね。
でも、夜中にひっそりと一人でコソコソと観て悦に入るのにはもってこいの作品だと思うんです。
プラス、ジャケも怪しくて素敵(笑)
個人的にはロスト・ハイウェイも似たような雰囲気でオススメ?です。
けどもDVDあんまり店頭ではないですね。やっぱり密かに人気があるんでしょうか。
ではまた。