↑って言われても、えっ?てなる人は多いんじゃないでしょうか?
まったく他人事ではありません、では一昨日の晩は?と聞かれたらもう、ええっ!(笑)
という感じでしょうか。
これを素早くパパッと思い出して「ああ、昨日はかつ丼と味噌汁、沢庵かな。」と即答できる人はすごい。
それくらい記憶力って年々下がりますよね?(私だけ?)
近所の感じの良い人と久々にお会いして「ああ、お久しぶり。」→えっと、えっと、下の名前しか出てこないぞ、ヤバイ、ヤバイ・・・
これも良くあるんじゃないですかね。
さて、記憶力をよくするためにはまず日記をつけるのが一番だと聞いたことがあります。
毎日コツコツと日記をつけるのも脳の為には良いトレーニングになるでしょう。
ところが、この「毎日コツコツ・・・」というのが厄介です。
真新しいノートまで用意したにもかかわらず「あーもーいーや。」と本当に三日で終了してしまい、ノートは中途半端に使いかけ。悲しい出来事であります。
そこで、私がやっているやり方をご紹介しましょう。大したことではありません。
毎回食事の後で、朝昼晩(おやつも時にはあります。)と3回何を食べたかを書くのです。
これならば本当に簡単です。(忙しいときには覚えておいて、夜にまとめて書くのです。意外とその日の内なら記憶がありますから。)
当初は中国の漢方の名医の先生に言いつけられて始めたこの習慣。「毎日何を食べているのかを一週間ノートにつけて、それを私に見せなさい。」と言われたものです。
見せたら「オマエは死にたいのか?」といきなり問われましたが(笑)(前の晩にブランデー1本半飲んでしまった日の話でした・・・)
今ではこの先生にはかかっておりませんが、この食事ノートをつけるという習慣だけが残りました。実際写真なんかもつけると楽しいかもです。
お陰様でそうこうしている内に、食事の前後に何をしたのか?今日の天気はどうだったのか?とかそういうオマケ要素も書き込む癖が付きました。
結局のところ、これが日記の代わりになっているわけでして、体調不良になった際にめくってみると、前回はいつごろどんな症状だったかとかも分かるようになりました。
薬なども飲み続けていると、いつごろからどのくらいの量を飲んだのか?がわかります。
こういうものをデータとしてとっておくのも、患者様を診る立場の人間としては大切なのではないかと思った次第であります。
ちなみに、人間は頭で考えているだけでは何も進歩しません。ただ手を使って日記を書くだけでも、情報をアウトプットするわけですから、脳が使われます。
そして更に良いことは、この日記を書く行為が(ブログでも可)日頃のストレスを晴らすのにも有効であるということです。
だから、薬や体操やカウンセリングのみならず、このような手段を使うことも心の健康を維持していくうえで非常に効果的なわけです。
というわけで、今日もマジメに書いたね~(笑)
ではまた。