昭和のお父さんたちはお母さんたちに、ごはんを作らせ、家事のすべてと子育てを任せてきました。
それでも高度成長期であれば、「こんなに稼いでくれてるんだから・・・」とかいう理由で日曜日にゴロゴロしていようが、付き合いという名目のゴルフに行こうが「仕方なし」でありました(笑)。
そんなツケが今頃回ってきたのか、患者様の奥様達(60歳代以上~)とお話をしていると、生まれ変わってもお父さんと一緒になりたいか?という質問に対してYESと言った方は今まで一人もおられませんでした(笑)
さて、定年退職されたお父さんたちは家では何もしてくれません。
家事のやり方も何もかも、今まで会社でやってきたこと以外なんにも出来ません。だからゴロゴロ。
そして覚えようともしません・・・
でも、昭和の男たちには男気がありました。少なくともそれは間違いないと思います。
色々と難点はあるものの、責めてばかりではかわいそうですよ。
やり返すわけではありませんが、私個人としては日本は女性には優しい国だと思います。
運転でミスしても周りのドライバーは「ああ、女性だから仕方がない・・・」とか、ゆずります。
映画もレディースデイがあります。レストランも女性は無料、とか女性割引なんてのがあります。
なんのかんのといっても、やはり至らない点があっても女性にとっては安全かつ優しい部分もたくさんあるのです。
そんなとき、とある話を思い出しました。
日本にはレディファーストが無い、というお話です。
某女子大の女性教授の授業において、教授が「日本にはレディファーストがないですね~」と投げかける。
女子学生たちは各々、そうだそうだ!やれ日本の男はなってない!足が短い?外人はかっこいい!?
などと言いたい放題。
しばらく討論しあった後、教授は言いました。
「はい、ではなぜ日本にはレディファーストがないのでしょうか?」
「そうですね~、本当にレディファーストがありませんね。だって、レディがいないんですもの。」
教室はとたんに静まり返ったそうです。
この話を聞いて、ザマアミロ!などと言ってはいけません(笑)
むしろ、この女性教授こそ、なんと品のある言動をする方だろうか!と
たたえたくなりますね。
こんな人が増えるときっと男性の側もおのずとゆずってあげることがたやすくなるのではないでしょうか?
などと、勝手なことを言ってみました~(笑)
というわけでまた!