ぎっくり腰というと、冬などの寒い時期に筋肉が硬くなってグキッ!といってしまうイメージがありますね。
しかしながら、この夏もギックリ腰になる人が大勢います。
そもそも夏の暑い時期に体が硬くなって痛みが出る?というのは考えづらかったわけです。
ところが、近年の異常な暑さにより状況は一変しました。
よく「足がつる」という状態になるケースがありますね。
この「つる」という状態が腰で起こるとぎっくり腰ですね。
足がつってもイテテテテテなどといって、大して気にしません(笑)
(笑)などと言っていられるのも足だけで済んでるからですね。
これが腰で起こってしまうと、途端に焦ります。明日は仕事に行かれるんだろうか?などとなってしまいますね。
プールで泳ぎすぎ、冷えすぎのときなんかによく足はつりますね。まあ使い過ぎもあるでしょう。
でも、何にもしていないのにつるというのはどうでしょう?
一時期はカルシウム不足が原因だとも言われていました。
でも冷静に考えるとカルシウムだけではないんじゃないかな~(笑)と。
軽い説明をすると、筋肉を伸ばしたり、縮めたりするのにはエネルギー物質を使用しているということ。
だからそれらが不足してしまうと筋肉は硬くなり、つりやすくなる。
つまり、この夏のように余りに多量の汗をかいてしまうと、筋肉が伸び縮みするための物質が不足してしまうのです。
まあ、その辺がミネラルといいますか、色んな物質なわけですね。
そこでポカリスエットを飲むと良い、となるのです。
塩分、糖分ともに入ってますから、飲むと筋肉が動きやすくなるでしょう。(まあすぐにじゃないけど。)
ただし、飲みすぎると吸収が良いので糖分取り過ぎになります。くれぐれも薄めて飲んでください。
それと、エアコンをガンガンにかけて寝てたり、それにプラスして詰めたい飲み物をドバドバ飲んでいますと、やっぱり体内から筋肉が冷えてしまい、ぎっくりの原因になってしまいますね。
それと、ついでにご説明しますと、私は群発頭痛という症状になったことがあります。(詳細は長くなるので興味あるかたはググって調べてみてください。)
この群発頭痛も夏に発生する率が高いのです。
いわずもがな、原因は大量の発汗にあるのでした。
元々血管というのは太くなったり、細くなったりを繰り返しているわけです。
ところが大量の発汗で、その太さをコントロールするための物質(セロトニンと言われてます。)が身体から出てしまうと、コントロールが効かなくなってしまい、いつまでも血管が太いまま細くならない、などの状態が引き起こされます。
そうなると、何も運動とかしていないのにもかかわらず、血管が興奮して太くなりドクドクと大量の血液が通過するわけですが、いつまでたっても縮んでくれない、などの状態が起こります。
これが内頚動脈で起こると、この血管は眼球のすぐ後ろを通っていますから、目の裏がズキズキして痛くてのたうち回るというケースが出たりします。
頭が痛いというケースにも色々ありますが、だいたいこちらも寒くて肩が凝ったから頭痛になっているのだろう、と思っていてもいつまでたっても治らない、なんてこともあるのです。
従来の夏には出てこなかった症状が、これからの未来にはどんどん出てくるのかもしれません。
でも、もしそうなってしまっても対応していく体力と知識があれば、怖がる必要はありません。
自分の体の状態がどうなっているのか?少しでも興味があれば、その症状について調べることは容易な時代です。
自分でも調べて、詳しい人の意見も聞いてという具合にしないと、意外と病院の先生でも専門外はまったく知らないというケースも散見しますから、やはり自分の体は自分で守るのが大切なのかもしれません。
そうはいっても、私で分かることでしたらお答えしますので、皆さんご質問は遠慮なくどうぞ。
ではまた。