というのは本当のことのようだ。
かなり昔に呼んだ、W・フルフォード博士の「いのちの輝き」という著作に確かにそう書かれている。
フルフォード博士というのは、アメリカのオステオパシーの第一人者である。
オステオパシーも整体の一種だと私は捉えているのだが、まあ治療法であることには変わりない。
そしてオステオパス(オステオパシーの治療家の先生をこう呼ぶ)はカイロプラクターと並ぶ国家資格者である。
この本は私が尊敬する静岡の大先輩U氏から勧められて、当時行き場の無かった私の道標となった一冊である。
どなたにもそのような経験があると思うが、自分が壁にぶち当たりどうしようもなくなった時にサッと手を差し伸べられたかのような気持ちにさせられた、そんな思い出深い一冊だ。
興味のある方や詳しい事を更に知りたいという方は、治療家稼業でなくとも、中々に素晴らしい著作なので是非一度手に取っていただきたい。
さて、なぜ今回朝型・夜型に拘ったかと言うと、実は以前から自分は絶対に夜型であるとの自負があり、それを上記著作の中でも書いてある「午前中に生まれた者は朝型であり、午後に生まれた者は夜型となる。」という件について非常に共感できると思ったからだ。
フルフォード博士によると、朝型は「朝起きて、昼間に思考したり働いたりするのに適して」いて、
夜型は「夜に仕事したり思考したりするのに適している」ということだ。
だから、三交代などで夜勤を20年間に渡ってこなしてきた人でさえ、やはり朝型であれば深夜勤務は体に合っていないということらしい。
逆もしかり、夜型の人が朝から起きだして仕事に精を出すのは本来は体に合っていない。
しかも、この習性は生まれたときから死ぬまでずっと変わらないということなのだ。
だから「あ~なんだか夜になると起きていられないや!」と感じている人や、「なんだか朝から仕事行くのかったるいワ。やっぱりアタシって夜の商売が向いてんじゃん!」(オイオイ:笑)と感じている人などは、一度ご自分の生まれた時間を調べてみるといい。
記録が無かったり、ご両親が忘れている、もしくは他界されていて調べられないという人もいるかもしれない。
だけど、大丈夫。おそらく直感的にご自分が朝型か夜型かというのは何等かのタイミングでわかるはずだ。
私は昼間運転すると(道が混んでるし人も多いからだろうけど・・・)物凄くイライラする。しかし夜になると本当に気分よく走っている。勿論、物事を思考したり文章を書いたりするのは必ずといっていいほど夜だ。
だから私は自分が夜に生まれたとの自負があったのだが、この度実家の片づけ中についに(?)出生時のアルバム並びに記録などを発見した。
そこには「夜8時25分」と間違いなく記録されている(笑)やったよ!(←何が?)
ちなみにウチの娘は朝8時25分に生まれている。生まれた瞬間に離れた場所にいたのに気が付いた。その時間に眼が開いたからだ。なんとも不思議な経験をした。彼女は間違いなく朝型である。
フルフォード博士は奥さんと博士とで夜型・昼型と別々だったので、入れ替わりで寝たり起きたりしていたそうな。
自分が夜型とわかった以上、今後はもう若くないので無理をする必要もない。
私ももしかしたら、近い将来治療院の診療時間を午後だけにするのも良いと思い始めている。
その方がきっと良い結果を患者さんにも私にももたらしてくれるのかもしれない。
ではまた。