先日、突然気功の先生から電話をいただき「たまには道場へ来ないか?」と呼んでいただきました。
やはり師匠から連絡をもらうというのは嬉しいもんですね。
二つ返事でうかがうことに。
とはいえ、何度も行こう、行こうと思っていても、そんな時に限って突然に予定が入ってしまい動きがとれない・・・なんてことがしょっちゅうですから、今回のこの機会は絶対に逃すわけにはいきませんよ。
本部道場へは初めてお邪魔するのですが、良い時代です。インターネットで場所と時間、距離など大体のことは検討がつくのですから。
そうこうして、移動はバイクになりますから、やはり雨だけが心配でしたが、幸運にもこの日だけは雨がまったく降らず、若干あたたかいバイク日和でした。
国道1号線を使うので退勤時間だから混んでいたら到着は夜の8時30分くらいにはなってしまうかも・・・
という不安をよそに、概ね37分位で簡単に到着。このとき夜7時30分。
近くに空手の稽古を終えたとおぼしき道着を着た少年たちが大勢いたので、暗くなった戸外でもすぐにそれとわかりますね。
念のために近くにいた大人に「ここが道場ですよね?」と尋ねると、「ハイ、そうです。」との回答。
さすが武道系の方は返事もしっかりとされていて親切ですよ。道場の外には乗用車なら50台は止められるほどの敷地があるというのも郊外ならでは。
今時、ドラマやマンガに出てくるようなこんな立派な構えの道場というのも珍しいものなのです。
多くの武術家の先生方は広い稽古場がないものですから、大き目の公営施設や体育館を隔週などで予約してお弟子さんたちと約束して使用しているような現状ですから、これほどまでに立派な道場というものは本当に弟子側としてはありがたいのです。
さっそく中にお邪魔すると、すでに3名の他のお弟子さんたちがいらっしゃいます。
お師匠は一人の少年の歩き方のおかしな所を確認するために、道場の端から端まで歩かせてみたりしている最中。
それがひとしきり終わると「やあ、よく来たね!」とこちらを向いて挨拶してから、他のお弟子さんたちに私を紹介してくださいました。
よく見ますと、なんだか以前より若返ったような・・・いや、確かに髪の毛の量が増えてしかも黒くなっているのでは?(これは後で確認したところ、本当に日本に帰られてから回復なさったようです。)
それから1時間ほど師匠と私たちの5人で広々とした道場で気功の稽古をやらせていただきました。
本当に久しぶりに道場というものに入りました。やはり楽しくウキウキとしてしまいます。
しかも高度かつ濃密な鍛錬をさせていただき、気功の面白さ、素晴らしさを再確認できました。
師匠、どうもありがとうございます。
この年齢になっても、まだ指導していただけ、励ましていただけるということがどんなにありがたいことか。
師匠が生きている間(失礼)は時間の許す限り、しっかりと学ばせていただきます。そして気のパワーを貰いにお邪魔しますから、よろしくお願いします。
追記:
稽古が終わって早めに帰宅しようとしたところ、お茶でも飲んでいきなさい、と一旦引き止めていただいたのですが、これが無かったら・・・。驚いたことに帰りの道中、かなり激しい車同士のクラッシュがありました。
事故後しばらく後に私はバイクで通過したわけですが、もう数分早くそこを走っていたら、巻き添えまではなくとも、ガラスの破片くらいはかぶっていたかもしれません・・・偶然といえばそれまでですが、お茶をいただいて帰っていたからこそ守られたわけでして、なんだか運気まで強くなったような(笑)気がしてしまいます。
ああ、ラッキー、ラッキー。