幻滅する・・・
期待やあこがれで空想し美化していたことが現実とは異なることを知り、がっかりすること。「幻滅を感じる」「都会生活に幻滅する」幻滅の悲哀理想としていたことが幻にすぎなかったと悟ったあとに感じる悲しみ。
なぜか最近、朝の散歩をしているとこういうキーワードが浮かんでくるので書いてみました。
というのも、幻滅という言葉をいつかどこかで自分自身が聞いたのを思い出しているからなのでしょうか?
私自身は「幻滅」した経験がほとんど無いか、むしろしない人間なのでしょう。
たとえば、美しい女性がベロベロに酔ってゲ〇を吐いて、その飛沫が口の周りについていたとしましょう。(まあ、食事中にこのブログは読まないよね:笑)
周囲にいた男性陣は「うわ~、まじ引いたわ~」とか言い出すのでしょう。もしくは言わずとも心の中では思ってしまうのでしょう。
しかし、私はその程度では気にしません。それどころか「あ~よごれちゃったねえ。」とか言いつつティッシュかハンカチで口の周りを拭いてあげれる自信がありますね。(だからどうだというんだろうねえ:笑)
冷めた意見を言いますと、まあ人間所詮こんなもの、的な考え方を持っているのかもしれません。
だから、私の師匠の一人(人生において師匠は沢山います。この仕事に関係する師匠だけでも6人以上います。師弟関係がキチンと成り立っているか否かは別ですが。)が弟子の若い女性に手を出しても「まあ、そんなもんだろう。」と思っていました。
別に私は迷惑していないし・・・(まあ、そいつのダンナがどう思うかは知らんがね。)
大人だからきっと自分で責任とるでしょう。気にしません。(ちょっとは気になるけどね。)
それよりもむしろ、私は師匠たちからいただいたものを思い出します。
落ち込んでいた人生に一瞬の光を照らしてくれた、然り。
技術的にうまくなるヒントをくれた、然り。
そもそもこの仕事をするキッカケをくれた、然り。
師匠というものは、会うだけでパワーをくれるものです。だから、それ以上何かをしてもらおうとか、何かを教えてもらう(全て残らずとか)などと図々しく考えたりしません。そういう存在がいることがすでにもう有難いのです。
瞬間的な閃き、チャンスを掴む瞬発力、継続してゆくためのド根性。これは師匠や誰か他人様がくれるものではないです。自分がつかみ取るものですし、そう努力するべきなのです。インスパイアされただけでも感謝しなくちゃ!
広島の街へ行くと、町中に「感謝」という言葉がポスターなんぞで貼ってあります。(でもその割にお店に入っても店員さんは挨拶もしてくれません:笑)そう、感謝ですよ、感謝!
そこんとこをはき違えてしまうと、「あの人には正直ガッカリした。」とか「幻滅ゥ~」とかなっちゃうんじゃないでしょうか?
そんなに他力本願ですべて他人がやってくれる、すべて他人のせい、なヤツばかりだから、芸能人が不倫とかするだけで「死ぬまで叩く」、「死んでも許さない」くらいになっちゃうんでしょうね。
ボクシングの会長さんだって、決して悪いことばかりしてきたわけではないでしょう。きっと良いこともしてきているはずです。それなのに悪い面ばかり報道されてしまう。これはきっと彼の人望・人徳が無いのでしょうが。
居合道の偉い人達。お金稼ぐのは大変ですもんね。いや、大体武道ってそんなに金にならんでしょ(笑)。そこで儲けちゃダメでしょうよ。
バスケットの日本代表の4人さん。みんなやってますよ・・・でも時代の要請に合わせられないのでは代表失格ですね。日の丸に泥を塗るとは、本当にすまないと思うなら腹を切るぐらいしないとね。謝罪、謝罪って一体誰に何を謝るのかね(笑)?マヌケな奴らめ。それをまず理解しないとね。やっぱり頭の悪いヤツはスポーツやらせてもダメだわ。
あ、話が脱線してしまいました・・・
私は幻滅しません。良いときの、一番の思い出だけをとっておけば良いんです。
そうじゃないと、もう世の中崩壊寸前。
窮屈な世の中になったなあ・・って言っている本人たちが窮屈にしているということも理解しないとね~。
ではまた。