子供の頃、トイレが近くてよく揶揄われたものだ。
自称腹痛男。他称ゲリピー野郎(笑)。ひどいねえ・・・
朝一回家で行くんだけど、やっぱり授業が始まるとジワジワ行きたくなる。大きい方。
かといって酷い下痢ではないのだ。軟便くらい。
一回くらいなら良いが、しょっちゅうとなると、授業中に手をあげるのはかなり勇気がいる。
そのうち口さがない連中からゲリピー野郎などとよばれるようになる(笑)
昔ならいざ知らず、今なら自殺もんかもね。
悩んだ少年は正露丸に手を出す。おお、これは良く効くね。やめられないようになる。
そのうち両親がこれを見咎めて、「なんでこんなもの飲むんだ?」と聞いてくる。
「毎日飲んだらいけないよ。非常時だけ飲むようにするのだよ。」と。よくわかる。
これほどの正論は無い。今の私なら自分の子どもが同じ状態なら、まったく同じことを告げるだろう。
でも思春期の少年にも小さなプライドってもんがあるんだよ。
すぐにはやめられなかったけど、だんだんと減らしていく方向でようやく両親とも折り合いがついた。
大人になって今でも、遠出をするときはちょっと恐怖心がある。
会社員をやっていたころ、超満員の中で腹痛になった。品川駅で一旦降りてトイレに行こうとしたら、上からドドドと降りてきた人の波に押し返されて、「アレ~」と叫ぶ間もなく電車内に押し戻された。(なんとかガマンできたけど。)いや、もう東京の朝のラッシュはたまらない。
男子たるもの、しょっちゅう腹痛になるのは情けないことだ、と自分の胃腸の弱さを何度呪ったことか!
でも、今は違う。その真逆だ。悪いものを食べたり、飲んだりしたあとには急に下る。これは私の胃腸が高性能だからだということが理解できたのだ。
その証拠にラーメンじ〇うなどへ行くと、かならず30分後にはシャーっと下る(お食事中の方、非常に申し訳ない。)
だから、「私の胃腸よ、よくやった!すごいぞ。」と褒めてやりたくなる。そう、悪いものを体に入れないように、頑張ってくれていたのだ。だから、いまだにわけのわからん病気にはならずにピンピンしていられる。まったくお陰様なのである。
これと同じで、オシッコが近い人がいる。(ただし、膀胱炎で近いのは話が違う。早急に医者へ行って治療を願う。)
ジェイソン・ウィンターズ・ティーというお茶があるのだが、これを飲むとものすごくオシッコが近くなる。要はオシッコで身体の悪いものを出しているのだ。だから病気が治る人も大勢いるのだ。
汗の出ずらい人やオシッコの出ずらい人、さらには便秘の人。これらの人は体の老廃物を排出できないことで、病気のリスクに曝されやすいとも言える。
そういう意味では、トイレが近い人はあんまりそのことで悩んだり、嘆いたりする必要はないのかもしれない。
むしろ、そのことで病気になりずらいことがあるのだから、「私の体よ、よくやった!ありがとう。」くらいに思っていればいいのかもしれない。
今日はここまで。