私のやっている療法では、頭痛の改善や目の疲れの回復などを目的としたものがあります。
施術したあとで、毛細血管が開きますので、翌日は筋トレの後の成長痛のようなダルさが出現することがあります。
そのような時には、バンテリンやシップなどを使用するのは極力控えて欲しいのです。
なぜかと言いますと、折角患部を温めて血流を良くしたのに、冷却することで開いた血管を縮めてしまうからです。
施術の後の対処法として一番良いのは、ぬるめのお風呂にゆったりと浸かって、患部をやさしくさすってもらうことです。
そうすると、成長痛のようなダルさが早く抜けてきます。
そのせいもあって、患者様には施術後の入浴をお勧めしています。
やっぱりシャワーよりも、ちょっとの間で良いからお風呂に入っていただく方が数倍体にとってメリットがあるのです。
若い方たちに必ず聞くことは「お風呂派?シャワー派?」ということです。
体を触ってみて、シャワー派の人は硬いのですぐにわかります。
毎日お仕事で疲れていて、お湯を張るのもめんどくせえ(笑)、わかります。
水道代やガス代がもったいねえ(笑)、わかります。
でも、毎日お風呂に入ることで、病気になることを防ぐことが出来たら?将来病気をして、それにかかる治療費を考えたら、水道代やガス代なんてたかが知れてませんかね?
もちろん、お風呂に入っていればすべての病気を回避できるなんてことは言いません。当たり前です。
でも、毎日ちょっとずつでもお風呂に浸かっている人って、やっぱりそうでない人よりも病気しずらいように思います。これは日々何人もの人と会ってみて思う経験則から言っていますが。
こんな暑い時期にお風呂、お風呂と連呼するのもやや気が引けますが(笑)、冷泉なんていう面白いものも稀にあります。
是非、毎日、お風呂に入って、一日の邪気を抜いてしまいましょう。
PS.背中をナイロンタワシでゴシゴシやるほうが、邪気が取れますよ(笑)
ではまた。